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令和6年度三宅奨学会歓送迎会兼研修会が
開催されました。

3月23日(日)に令和6年度の三宅奨学会歓送迎会兼研修会が千代田産業振興センター(北広島町有田)にて開催されました。

好天に恵まれ、午後1時過ぎには新奨学生の受付を済ませて、そのまま奨学会研修用地である「修験の森」において現地研修を行うことができ、2時には予定どおり歓送迎会兼研修会を開催できました。
新奨学生内定者3名全員が希望大学に合格しており、令和7年度より奨学生として登録されました。新奨学生は次のとおりです。

奨学生No.623 宇都宮大学農学部農業経済学科(広島新庄高校)
奨学生No.624 県立広島大学保健福祉学部保健福祉学科(祇園北高校)
奨学生No.625 安田女子大学教育学部児童教育学科(加計高校)

会は新奨学生3名とその保護者5名、在籍奨学生4名、奨学会の役員等(理事・監事・評議員)9名のあわせて21名で開催されました。
まずは、全員から自己紹介。続いて久枝理事長が三宅奨学会の設立の経緯と特色について説明し、大倉理事より奨学生の報告義務と返済義務について説明がなされました。

説明の要点は次のとおりです。

【1】三宅奨学会はキリンビール常務であった故三宅勇氏の退職金全額の寄付によって設立され、広島県北部の学生への修学支援を通して人材育成を行い、故郷の発展を求める願いに基づいていること。
【2】以来奨学会は、三宅勇氏の寄附した基金の利子によって運営された。かつては高金利によって円滑な運営がなされていたが、現在は極度の低金利のため、奨学会の収入は預金利子の7万円程度になった。しかし、奨学会OBの無報酬の運営参与によって出費は抑えられており、毎年500万円を超える資産減少はあるが、あと10年以上は事業の継続が可能であること。
【3】三宅奨学会の事業は奨学金の貸与・給付と学生の指導の2つの柱からなっており、指導とは、①研修会の実施 ②毎月の近況報告への返信 ③年度末の「修学状況報告書」〈要・成績通知の添付〉によっており、②・③は奨学生の必須義務となっていること。
【4】三宅奨学会は99.7%という全国の奨学会の中でも抜群の完済率を維持しており、その背景は特徴ある運営であること。
【5】奨学生のOBたちは、広島県のみならず広く活躍しており、特に教育、行政等での活躍がめだっていること。
【6】奨学金を受けて、それぞれが充実した大学生活を送ることが設立者に応える唯一の道であって。若者らしい多様な経験をつみながら、学問追究をおろそかにせず、優秀な成績を求めることが大切であること。

その後、奨学会役員等からそれぞれに激励のことばがあり、在籍奨学生から自分の体験をふまえて、大学生活について報告があり、新奨学生からはこれからの大学生活についての抱負が語られました。

在籍奨学生(1名は今期卒業する奨学生)からは、それぞれに体験をふまえて有益なお話をいただきました。さすがというしかない立派な話しぶりでした。

新奨学生も、それぞれに意味ある希望や抱負を述べていただきました。それぞれに自分の進路についてよく考えておられることがうかがわれ、大学での学びによって、地域社会に貢献していこうとする意欲をしっかり感じることができました。

全国のほとんどの奨学会が、お互いに顔をあわせることもなく、ただお金を貸す、返還するというだけのつながりとなっている中で、このような会が設けられていることを貴重と思うという発言もあって、三宅奨学会ならではの暖かい会としていただきました。